【SQL】テーブル結合(内部結合-INNER JOIN編)

COLUMN コラム

2020年10月30日
【SQL】テーブル結合(内部結合-INNER JOIN編)
- ＩＴ系

テーブルの結合について、自分なりにまとめてみた。

まずは、内部結合編からお送りいたします。

1 概要
2 例示
3 まとめ・・・
- 3.1 檜山

概要

JOINで結合先のテーブルを指定し、ONより後ろに、どの条件で結合するのかを記述する。

結合した両テーブルの中から、結合条件（ON）に一致するデータのみを抽出する（どちらか片方のテーブル、または両方のテーブルとも条件に一致しない場合は抽出しない）

SELECT *
FROM 結合元のテーブル名(左)
INNER JOIN 結合先のテーブル名(右)
ON 両テーブルの結合条件

例示

◆結合元テーブル：子供テーブル（Kodomo）

◆結合先テーブル：親テーブル（Oya）

◆結合条件：子供テーブルの「oya_id」　と　親テーブルの「id」　が一致するデータ

子供テーブル（結合元）：Kodomo

id	name	oya_id
1	ichiro	1
2	jiro	2
3	saburo	1
4	shiro	4

親テーブル（結合先）：Oya

id	name
1	taro
2	hanako
3	gonzou

(SQL)

SELECT * FROM Kodomo –結合元テーブル
INNER JOIN Oya –結合先テーブル
ON Kodomo.oya_id = Oya.id; –結合条件1（※この後にANDで複数条件も可能）

(結果)子供テーブルのoya_id=4　と　親テーブルのid=3　は

結合条件に一致しない(子供テーブル.oya_idと親テーブル.idが一致するものが無い)ためSELECTされない。

id	name	oya_id	id	name
1	ichiro	1	1	taro
3	saburo	1	1	taro
2	jiro	2	2	hanako

まとめ・・・

1.左（結合元_子供）Kodomoテーブルの一覧を取得する
2.右（結合先_親）Oyaテーブルから、ONで指定した条件にマッチするレコードを探してマージする。
3.マッチするレコードが複数あった場合、1,2レコード目のように、マージしたものをそれぞれ別のレコードにする。
4.条件にマッチするレコードがないものは削除される。