一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • フリーランスになってすぐの大失敗。どんな案件でも必ず契約書を作り契約をしてから仕事を始めよう。

私が、フリーランスで活動し始め、契約書で自分の身を守るという事を知らない頃の失敗談である。これを読む人たちはきっと、こんなことをする人は基本的にないと正直思っている。しかし、良い機会だと思うので、書いておこうと思う。その案件は10年以上も前、たしか世田谷区のとある一般社団法人の理事長を、クライアントの社長に紹介をしてもらったときの事。

年齢は32歳の頃、ウェブ制作を行うという方向性でリアル世界のイベントも行う多面展開のもの。企画から運営までクライアントの社長も含め一緒にその仕事にコミットする事になっていたのである。打合せは、5回程度2か月ほど携わった。そこで行った仕事の内容は、ヒアリングからワイヤーフレームまで書ききるところまでに至る。

その間、クライアントの社長がいるから、このまま進めて問題ないだろうという甘い考えで仕事を続けていたが、契約を含め制作の内容になると理事長ははぐらかすのである。そんな時はっきりと言い出せずにナーナーで対応してしまう。しかし、この案件に大分時間を割き、報酬も入ってこない状況で、これが続くとさすがに死活問題となる。

クライアントの社長に相談し、このままではプロジェクトも進められないという共通の認識になったところで、理事長に電話をしてその旨を伝えると、ダラダラと言い訳をする。しまいには、「あなたはもう辞めてもいいよ」とまで言い出す。

それであれば、「設計までの費用を払うようにと伝えるものの、「そもそも契約していないのだから払う義務はない!」そう言ってのけた。数か月無駄働きをして、クライアントの社長には、「この仕事から降ります。」と伝えプロジェクトから離脱。その後、クライアントの社長も離脱し、プロジェクトは破たんしたようだった。

この件から得るべき教訓は、「知人からの紹介であったとしても、用心深く契約を結べ!」ということだろう。あの頃は、無知であったし、契約書というものが必要だと認識していたが紹介等で引き受ける仕事については作らないこともあった。全く軽率だった。

契約書を作るという事は、自分を守ることであり、お客さんも守ることにつながる。
個人事業主を目指す方は、契約書の作り方についてもしっかり学ぶことをお勧めしたい。そして仕事の時はどんな場合においても契約書を取り交わすことを忘れないようにしてほしいと思う。

若さとか、経験とかをみて足元を見てくる人物には要注意。
契約時にはぐらかされたりする人物であれば、どんなにお金が必要でも手を出さない方が良いと思う。

 

 

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