一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 独学の備忘録・「億万長者だけが知っている雨の日の傘の借り方・第1部」

本記事について

本記事は、私が読んだ本を紹介しつつ、備忘録として概要を残す記事です。

 

「億万長者だけが知っている雨の日の傘の借り方」のご紹介

本書は資産コンサルタント会社を経営しているオーレン・ロース氏が、お金に対するヨーロッパの知恵について書いた本です。

また出版の経緯から、著者は外国の方ですが、本書は日本に住まれている方に向けて書かれています。

なお、本書は絶版になっており、現在の入手は中古のみになりますので購入される方はご注意ください。

 

備忘録

本書は2部構成になっており、第1部で資産哲学について、第2部で日本国内でできる行動について書かれています。

本節では第1部の内容についてまとめています。

概要

  • 国家の運命と自分の運命を切り離す。
  • お金儲けをする前に、以下の二つを達成する必要がある。
    • 資産哲学を学び、習得する。
    • お金を得る目標を明確に定める。
      • 生活…どんな生活を理想として思い描いているか
      • 期間…いつ目標達成するか
      • 金額…それまでにいくら貯めるか
      • 職業…どの職業を目指すか、あるいは今の職業で良いか
      • 国家…どこの国での生活を目指すか

資産哲学

  • 資産哲学で重要なことは、資産をリスクから避けて保全すること
  • リスクに対する回避で重要なことは、最悪を想定して備えること
  • リスクヘッジで重要なことは、異なる環境に分散すること
    • 国内の外貨預金は国境を越えたリスクヘッジにならない

PTMCシフト

基本思想

  • リスクヘッジを常に意識しながら投資し、資産保全に努める
  • 世界の状況を見極め、自分が暮らしていく上で、より良い生活環境の維持を目指す

PTMCシフトを構成する三つのシフト

  • どこにでも持ち運べる職業に就く
    • 土地に拘束されず、国内外を問わず働くことができる状態
  • 複数の国に住めるような方策を施す
  • 資産を世界の基軸通貨に三分割する

 

あとがき

本記事をお読み頂きありがとうございました。

今回ご紹介した本の第2部では、第1部の内容に基づいて日本国内でどのような行動ができるか述べられています。

本記事が新たな本と出会うきっかけになれば幸いです。

 

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神谷 全俊

2018年からフリーランスのシステムエンジニアになりました。 出身は沖縄県で、プロフィール画像も沖縄で撮った写真です。 ITについては他のSEの方が述べられているので、記事にはIT関連でないことを書いていく予定です。

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