一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

老後2000万円問題というものが話題になりました。

この2000万円という数値は、どうやって計算されたものかご存知ですか?

夫婦二人世帯で、20年以上住める持ち家があり、介護も必要のない状態で、年金をもらっても足りない「生活費」の額です。

では、そんな世帯がどのくらいあるのでしょうか?

賃貸暮らし、高血圧や糖尿病などで介護や医療費がかかる方などなど、2000万問題の前提条件の全てを満たしている世帯はなかなかないのではないでしょうか。

貸家暮らしの人は住宅費が、健康状態によっては介護や医療費が別途かかります。

そして、あくまで「生活費」なので、旅行に行きたいなど娯楽費が必要ならその費用もプラスしないといけません。

つまり、多くの人は2000万円では全く足りません(笑)

2000万円では、孫におもちゃを買ってあげることもできないのです。

65歳になってこのことに気づいたとしても、どうにもできません。

ところが、20代30代の人は早くから準備しておけば、どうにかできる時間があります。

だから、いまからお金のことを真剣に考えて、行動する必要があるのです。

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