一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

最近携わっている現場で感じる事ですが、

トップがコストを掛けるべき箇所が重要だなと感じたのでそのことを書きたいと思います。

 

今回携わっている案件はウォーターフォール開発で進め、9ヶ月でのリリースを計画していました。

現状1年が経とうとしていますが、終わりが見えない状況です。

現状炎上している大きな要因は「緩い(?)工程移行判定」「仕様変更の頻発」「無茶なスケジュール」の3つがあると考えています。

※上の3つは炎上してくると出てくるあるあるな事だと思います。

 

今回の案件で上記以外の1番の原因は「突然現れる強力なステークホルダーによる方針変換」であったと思われます。

この強襲イベントはPJの途中途中で再三起きていおり、最初は偉い人の一声だから仕方がないと怒りながら従っていましたが、最後の方は怒りを通り越して呆れてしまいました。

彼らは決済権を握っているポジションにいると思われますが、炎上原因をわざと作りコスト増加を招いているとしか思えませんでした。

まるで空白の地図を片手に霧の中を進めと指示を出し、崖にぶち当たってから橋を探す行為を繰り返しているかのように感じられました。

 

彼らはPJ開始前に方針を決める事に対してコストをさき、スケジュールのマイルストーンを設定する事までに注力して、PJ運営はリーダーに任せて口は出さないために精神力を使うべきだと思います。

口を出すのはリーダーに相談されたら時と、マイルストーンが到達できない場合のみにするべきです。

キチンと地図に道を書いて途中の目的地を書いてあげれば、霧の中を進むにしても道に迷い難いはずです。

可能であれば霧の出ない道を選んであげられれば最上です。

 

霧の中を手探りで進んでいる途中で突然トップが表れて叱責をされたのではたまったものではないです。

人はそんな状況が続けば折れてしまいます。

 

トップが道を準備するのに労力をかけて、あとはサポートに回るようにして

メンバーが自由にその道を進めていけるような運営が出来れば最高なのですが、

上手くいかないものですね。。。

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中村 圭吾

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