日本人が貯蓄ばかりで投資しないのはなぜ？

COLUMN コラム

毎回の記事では個人事業主の方々向けに資産運用関連のことを書いております。

今回は、欧米人に比べて日本人がなぜ投資をしないのか？その理由についてです。

「貯蓄好き・投資嫌い」というのは、日本人の国民性なのでしょうか？

調べてみると、どうやらそうも言えないようです。

日本人がお金を投資に回さず貯金してしまうのは、戦後日本の政策による「洗脳」の影響が大きいです。

というのは、戦後の経済の立て直しのため、政府は財政投融資の財源確保のため、国民に貯蓄を推奨しまくったからです。

要は、国民が直接投資するのではなく、国民が貯蓄したお金で国が投資（公共事業に）してきたわけです。

このような政策もあって、戦後の日本人はお金が余ったら貯蓄に回すという考えが根付いたのだと考えられます。

あとは、バブル崩壊後の株価の伸び悩みもその一因ですね。

日本株に投資しても増えなかったのですから、株式投資を敬遠するのも無理ありません。

ただ、最近では海外の株式も自由にかんたんに買えますし、便利な投資信託も多いです。

個人で投資できる環境は整っているので、これから先はどんどん個人投資家が増えていくはずです。

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