一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

クリエイティブ業界の肩書は色々ありますが、他の業界の方から「この肩書は何をする人なの?」と聞かれることがあります。
クリエイティブ業界の肩書は横文字がずらずらと並んでいて、何やら響きはかっこいいけど何をしているのか少しわかりづらい。
今回は自分もデザイナーなので、デザイン分野の肩書について簡単にまとめてみました。

・デザイナー
デザインという言葉には「設計」という意味があり、デザイナーは何らかのプロダクトやビジュアルを設計し、実際に手を動かして形にする人です。
基本的にはディレクターやアートディレクターの下について、指示を受けながら制作を行うことが多いですが、
ディレクターが存在しないケースなど、場合によってはアートディレクター的な立ち位置でプロジェクトに関わることもあります。

・アートディレクター
クリエイティブディレクターの下について、企画に基づいたビジュアルの制作物について責任を負う人です。
デザイナーの上司にあたります。
アートディレクター自身は手を動かさず(人によっては手を動かすこともありますが)、
デザイナーから上がってきた制作物の品質を管理したり進行を管理したりします。

・クリエイティブディレクター
クライアントの要望を聞いて整理し、プロジェクトの方向を指揮する人です。
アートディレクターの上司にあたります。
アートディレクターはビジュアルの部分を担うことが多いですが、クリエイティブディレクターの場合は、
要件を達成するためにビジュアル以外にもコピーライティングやWEB、映像、印刷物など全てのクリエイティブについて企画や統括をしたりします。
プロジェクトの種類や規模によってはクリエイティブディレクターがおらず、アートディレクターがクリエイティブを統括することもあります。

私はデザイナーを名乗っていますが、フリーランスの場合は明確に役割が分かれていなかったりするので
プロジェクトや取引先によってデザインだけをやる時もあれば、アートディレクターに近い形で一人でビジュアルの責任を負うこともあります。
一見横文字でわかりにくい肩書きですが、
・クリエイティブディレクターが総指揮官
・アートディレクターが監督
・デザイナーが実際に手を動かす人
と考えると他の職種とも共通点がある気がします!
他のクリエイティブ系の職種についても別の機会にまとめてみたいと思います。

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Miki

2019年10月よりフリーランスに転向。Webデザインやディレクション、グラフィックデザインを行っています。

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