一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 感覚の不足③

固有覚は、ほとんどの場合に触覚をもとにして出力を決定している。立位姿勢を保てない場合、測定の触覚反応に問題があることが多い。ボールを投げる時に過剰な筋緊張が発生する場合、手指の触覚・測定の触覚双方の反応が低下していると考えられる。

ある感覚が低反応にあると他の感覚が補完する「自己入力行動」が発生する。一般的に、どの感覚を補完するためにも固有覚が働きを強めることが多い。これはおそらく、固有覚自体が感覚器としてだけでなく運動の実行器として働くからであろう。そしてそれが「筋緊張」が多発する原因となっている。

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S.N

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