一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 森喜朗元総理の〝失言〟は、本当に失言?

森喜朗元総理が、日本維新の会のパーティで「(ウクライナの)ゼレンスキー大統領は、大統領として多くのウクライナの人たちを苦しめている」と発言したことが問題視されているようです。

個人的には、その通りじゃないか!と思いますが、お花畑に生きる左翼の人たちが騒ぐならいざ知らず、保守派の論客たちも問題視しています。揃って「悪いのはプーチン、それ以外はあり得ない」という視点からしか見ようとしません。

ロシアがウクライナに攻め込んだのは、プーチンが頭がイカれたからとか、プーチンのメンツが立たないからとか、ウクライナ東部でロシア系住民が虐殺されているというデマを理由にしているとか。

『第三次世界大戦はもう始まっている』(エマニュエル・トッド著)や『「正義の戦争」は嘘だらけ! ーネオコン対プーチンー 』(渡辺惣樹・福井義高著)は必読書になると思いますが、ネオナチであるウクライナのアゾフ大隊(日本の公安調査庁もネオナチ組織がアゾフ大隊を結成したとHPに書いていたそうですが、なぜか削除されたと)による東部のロシア系住民の虐殺は否定しようがなく、超愛国者であるプーチンはこれを見過ごすことができるはずがありません。

それを見越してゼレンスキーにそのようなことをやらせていたのが・・・。

2014年にウクライナ東部のクリミア半島を住民投票を経て併合したロシアでしたが、その〝勢力〟は現代の〝援蒋ルート〟で万全の準備をしてロシアを今般の戦争に引き摺り込んだと僕は見ています。これと同じことを80年前にやられた当の日本がなぜ気づかないか・・・。

この流れは当然プーチンも分かっていて、数年前に「ロシアのない世界に興味はない」と発言していますが、ロシアを解体、または乗っ取ろうとしている勢力に対しての言葉であると考えれば辻褄が合います。

森元総理は、このようなことをご存知で発言しているのだと思います。マスコミによってあまりに不当に貶められ続けてきた森さんですが、とても愛国心の強い人物で、その人物像は台湾の李登輝元総統の日本入国の際に見ることができたと思います。また、東京五輪の開催に際して、実質無償で取り組んだ姿勢も素晴らしいものがありました。

「学ばない85歳」と批判する人たち、少しは森さんのことを学んでみてはどうかと思いますね。

しかしまぁ、卓話の達人である森さんにしろ麻生さんにしろ、切り抜かれては批判されますが、もう1人の達人である安倍さんは切り抜き批判すらされませんでしたね。言ってはいけないようなことは一切口にしないバランス感覚は、返す返すも見事でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/358667fe0faa133522b2e4c8c5bc500c33c5f4ba

森喜朗氏 ゼレンスキー大統領批判でまた炎上…失言連発の“学ばない85歳”にネット怒り「いい加減黙って」(女性自身)

「ゼレンスキー大統領は、大統領として多くのウクライナの人たちを苦しめている。のみならず、ポーランドをはじめとして、ヨーロッパにいるかつての仲間の国々もみな苦しんでいる」

こう発言したのは森喜朗元首相(85)。11月18日、都内で開かれた日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)のパーティーに参加し、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領を非難したのだ。

各報道によると、森氏は「プーチン大統領だけ批判され、ゼレンスキー大統領はまったく何も叱られないのはどういうことか」と疑問視した上で、冒頭のように発言したという。

鈴木議員が19日に更新したブログでは、このパーティーの名目は「鈴木宗男を叱咤激励する会」。娘の鈴木貴子議員(36)やシンガーソングライターの松山千春(66)、加藤勝信厚生労働大臣(66)らをはじめとする1000人が出席したことが記されている。

「森氏はこのスピーチで、『プーチン大統領と親しくしていただけに、彼の思いもよく分かるんです』とも発言しています。さらに、“戦争を収める役は安倍晋三元首相だと思っていた”と惜しみ、岸田政権に対しては“アメリカ一辺倒”と苦言を呈したのでした。

しかし、ロシアが8カ月以上にわたってウクライナを攻撃しているのは事実。最近ではウクライナ全土をミサイルで攻撃するだけでなく、ガスの生産工場など市民生活に欠かせないインフラ施設までも爆破し、被害は拡大するばかりです。ウクライナ侵攻について持論を展開している鈴木議員に呼応する形で発言したのかもしれませんが、森氏までも“ロシアを擁護している”と見なされかねません」(全国紙記者)

ネット上では森氏の発言に、《一理あると思います》《言わんとしていることもわからないことはない》と理解を示す声も。いっぽうで、《もし北海道にロシアが侵攻して来たら、同じ事を言うのだろうか?》《ウクライナに対して軽はずみな言葉は控えるべきです》と批判の声も相次いでおり、論争状態となっている。

かつて00年4月に首相に就任した森氏だが、「イット革命」「神の国」など数々の失言やスキャンダルが重なり、わずか1年で退陣を余儀なくされた。あれから20年以上経つが、最近の発言もたびたび物議を醸している。

昨年2月、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、“女性蔑視”だとして批判を浴びたことも記憶に新しい。当時、就任していた東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任し、会見で「発言については撤回したい」と釈明。しかし、質問を重ねる記者に対して「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」とすごむなど、“逆ギレ会見”だとして再び厳しい声が上がったのだった。

「今年6月に開かれた自民党議員のパーティーでは、森氏が東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任した原因を振り返る一幕がありました。一度は自らの発言を撤回したはずでしたが、『女の人はよくしゃべると言っただけだ。本当の話をするので叱られる』などと不満を漏らしたというのです。

さらに10月29日に出席した金沢医科大学の創立50周年記念式典でも、『つえをついていると身体障害者に見えて、みんなが大事にしてくれる』と述べ、“障害者を揶揄している”と批判されたばかり。今回のゼレンスキー大統領への批判も、大勢の人前でのスピーチでした。元首相という立場であれば尚更、自らの発言がどのように影響するかを考えた上で話すべきでしょう」(前出・全国紙記者)

何度批判を浴びても、反省するどころか失言を繰り返す森氏。ネット上では、“学ばない85歳”に厳しい声が相次いでいる。

《あなたはいい加減に黙ってください》
《1ヶ月もしない間にまた失言。失言リストの更新が追いついてない》
《こんな人が日本の総理だったなんて、日本人として恥ずかしく思う。情け無い》
《持論を述べるのはいいと思うが、公の場で言うの止めてほしい。そして、この人はもう表立った所に出て来て欲しくない》

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