青木 大介 が更新を投稿 1週間 5日前
SNSをやめて、気がつけば1ヶ月が経ちました。思い切ってスマホからアプリを削除しただけなのですが、それだけで「ついつい見てしまう」ことが完全になくなりました。アカウント自体は消しておらず、連絡手段としてFacebookメッセンジャーやLINEは引き続き使っていますが、フィードを眺める習慣はすっかり途絶えています。
この1ヶ月で感じた変化は、大きく分けて3つあります。第一に、自分のことに集中できるようになりました。SNSを見ていると、どうしても他人の生活や意見に意識が向いてしまい、いつの間にか自分の考えや感覚がぼやけていたように思います。距離を置いたことで、自分が今何をしたいのか、何を大事にしたいのかを見つめ直す時間が増えました。
第二に、ダラダラと時間を消費することが減りました。気づけば何十分もスクロールしていた時間が、今では本を読んだり、散歩をしたり、ゆっくりコーヒーを淹れたりする時間に変わっています。生活のリズムが少し整い、心にも余裕が出てきた気がします。
そして第三に、ネガティブな感情に巻き込まれることが格段に少なくなりました。SNSには、怒りや不満、マウント合戦のような投稿があふれていて、知らず知らずのうちに疲れていたのだと思います。人間の負の感情が可視化されやすい場だからこそ、距離を置くことで精神的な負担が軽くなりました。
今のところ、SNSを再開する予定はありません。ただし、これを人に押しつけようとは思っていません。SNSとの付き合い方は人それぞれ。私にとっては「離れる」という選択がよかった、ただそれだけのことです。