一般社団法人 全国個人事業主支援協会

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  • 今年度、当農園は新たな取り組みを始めました。

    それは、「完全無農薬栽培の米作り」です。

    当農園は私が7年前に脱サラし、水稲農家としてやってきた父親の田畑を継ぐ形で始めましたが、米の売価が安く水稲農家として経営していくには無理がある、ということで、私はメインは露地野菜農家としてスタートしました。

    しかし、約20年前に私の祖父が中心となり、私の集落にある田んぼを国庫補助事業として国から億単位の補助金を得て圃場整備[…]

  • ところがこの生産調整政策は、日本国民の米の消費低迷に対して、過剰生産を抑制するための政策という単純な背景ではなかったのです。

    1990年代から、日本政府及び政権与党は工業製品の輸出が日本経済を経済大国に押し上げる原動力になっていた事実とこれからの経済発展を担保するため、欧米諸国との貿易摩擦を解消させる条件として農産物の輸入自由化を進めてきました。

    中でもとりわけ、米の輸入自由化については、近代的なグローバル資本の考[…]

  • 今回のタイトルは、昔からよく言われているような言葉です。

    一般の方が聞くと、とても古くさい考え方が根っこにある言葉のように感じますね。

    私も、農業を始める前は、なにもそこまで無理にお米を食べなくてもいいじゃない!だって人それぞれ好みはあるし、小麦の方が、パンやうどん、ラーメン、パスタ、ピザ…と用途が幅広いし食感も食べやすくて、むしろ米よりも断然利便性の高い食材だと考えていました。

    しかし、就農して色々と勉[…]

  • 前回のコラムでは、現在の日本の食糧自給率について軽く触れました。

    先進国の中でも群を抜いている日本の食料自給率の低下は、国内でも大きな問題として横たわっています。

    食糧自給率38%という数字ですがこれはカロリーベースとしての表示なので、詳細な部分が見えにくくなっております。農林水産省がまとめた統計データをもとにさらに詳しく紐解いてみます。

    まず2019年の統計から穀物類を見ると、アメリカは自給率が116%、カ[…]

  • 栗原 正德 さんがプロフィール写真を変更しました 1年 7か月前

  • 最近、食糧自給率の低下が問題だと言われています。コンビニやスーパーに行けば食材やお惣菜は十分すぎるほど棚に在庫はありますし、食べ物が少なくなってきたという危機感はさほど感じられないな…というのが一般の方の感覚でしょう。

    そもそも食糧自給率というのは、どのような仕組みで計算しているのかもよくわからないというのが実情ではないでしょうか。

    農林水産省のHPに掲載された解説によれば、

    「食料自給率とは、我が国の食[…]

  • 栗原 正德 さんのプロフィールが更新されました。 1年 8か月前

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