書籍:論語と算盤
■処世と信条
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし
金銭を扱うことがなぜ賤しいのか、金銭を賤しんでいては国家は立ち行かない
民間より官のほうが貴いとか、爵位が高いといったことは、実はそんなに尊いことではない
人間が勤めるべき尊い仕事は到るべきところにある
官だけが尊いわけではない
敵国や外患がないと、国は必ず滅んでしまう
人の作った逆境か、人にはどうしようも無い逆境かを見極めて対処する必要がある
人にはどうしようも無い逆境は、人間の真価を試される機会に外ならない
解決策は、自分の本分(自分に与えられた社会の中での役割)
孔子は→進むべき時は進むが、止まるべき時は止まり、退いた方がいい時は退く
人は仕える時と止める時の決断が大切
身の丈に満足して、意欲的に新…[ 続きを読む ]
書籍:人を動かす
目的:コミュニケーションを円滑にする
■相手の自己重要感(有用感)を満たす
相手のYESを引き出す
一度相手にNOと言われると、帰るのは難しい
■いつでもどこでも誰からも好かれる方法
▼人を批判するのは無益である
人を身構えさせ、自己弁護に走らせるのがオチだからである。批判は危険ですらある。
■人を動かす たった一つの秘訣
▼重要でありたいという欲求
「自ら動きたくなる気持ちを起こさせること」、そのために「相手のほしがっているものを与える」ことが唯一の方法だと言います。
▼賞賛とお世辞
賞賛:心がこもっている、本心から出るもの、相手に対する思いやりがある、誰からも関心される
お世辞:心がこもっていない、口先だけ、自分可愛さがある、誰からも非難される
人間は誰で…[ 続きを読む ]