経理業務で扱う書類の種類④
振替伝票
振替伝票は、現金以外の取引の際に用いられます。入金伝票や出金伝票とは異なり、取引内容によって勘定科目が異なるため、仕訳と同じように借方・貸方の両方を記載します。
仕入伝票
商品などの仕入取引を行った際に起票するのが仕入伝票です。掛取引(買掛)の場合だけではなく、商品などを現金や手形で購入したときにも仕入伝票を用います。その場合は、まず掛取引で仕入れたものとして仕入伝票を記入した後、すぐに出金伝票または振替伝票を起こして現金や手形で決済する仕訳を行います。
総勘定元帳に転記するときの勘定科目は、借方が「仕入」、貸方が「買掛金」です。