私自身、普段は業務委託という形で、予約システムを提供する会社の仕事に関わっています。
先日、取引先から「情報漏洩が発生した」との連絡を受け、背筋が凍る思いをしました。
自社からの流出ではないか、自社のセキュリティ体制は万全か、と即座にチェックに追われることになりました。万が一、自分のパソコンが情報漏洩の原因であったなんてことがあったら、どうしよう・・・とものすごい恐怖に襲われました。
最近は大手企業がサイバー攻撃でシステムダウンしたり、大規模な個人情報が流出したりといったニュースが頻繁に取り上げられます。
これまでは「大きな組織の話だろう」と、どこか他人事のように感じていたのが正直なところです。
しかし、今回の身近な事例を経験し、「明日は我が身」という意識が格段に強くなりました。
このネット社会では、個人事業主であっても、一歩間違えれば情報漏洩の「片棒を担ぐ」ことになりかねません。
日々のパスワード管理、ネットワークの安全確保、そして契約内容の確認など、私たち個人が情報セキュリティの最前線に立っているのだと、改めて痛感させられた一件でした。
フリーランスとして信頼を守るためだけではなく、ネット社会で生きていく上でのモラルの意識をしっかりと学び・保つ必要があると強く感じました。