一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 体感治安の悪化、その地域の治安レベルは、その地域に存在する人物たちの最低民度によって醸成される

新宿の街で感じた変化

私は東京エリアを中心に、フードデリバリー配達員として働いている。本業の合間に行うため、稼働時間は不定期だが、都内のさまざまな地域を走り回るうちに、街の空気の変化を肌で感じ取ることがある。
以前から新宿の繁華街を通る機会は時折あった。だが、つい最近訪れた際、そこに漂う雰囲気が明らかに以前とは異なっていることに気づかされた。ある一角には、目に見えない「異質な空気」が確かに存在していた。

そのエリアに屯している人々の多くは、外見からして外国出身者と思われた。彼らの纏う雰囲気や視線には、どこか挑発的で、平穏な日常から少し外れたものを感じた。日本人に比べて体格が良く、筋肉量も多い彼らにとって、喧嘩を仕掛けることへの心理的なハードルは、ほとんど存在しないように見える。
実際、ある騒ぎの現場に警察官が駆けつけた場面を目にしたが、日本人警官2名を前にしても、彼ら外国人はどこか余裕を見せ、笑いながらその場に立っていた。緊張感や畏怖といったものは、ほとんど感じられなかった。

彼らがどのような資格で日本に滞在しているのかは分からない。しかし、円安によって「渡航しやすい国」と化した日本に、いわば民度の低い人々が容易に集まってきている現実があることは否めない。
かつては「治安の良さ」が特徴であったこの国が、今や世界の経済変動と社会的混乱の波の中で、静かにその姿を変えつつあるのかもしれない。私はその変化を、デリバリー用のバイクから、確かに感じ取っている。

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