“説明を減らして、伝わりを増やす”ためのコツがイメージシステムです。
色・形・音の“お約束”を繰り返すだけで、視聴者は無意識に意味を学習します。
1) まずは“主題1語”を決める
例:「再起」「精密」「つながり」「安心」。
迷ったら“見た人に残したい一言”をそのまま主題に。
2) 最小セット=色2色/形1つ/音の合図1つ
- 色:主色=主題、対色=対立(※強い色は1色だけ)
例)「再起」=アンバー、「障害」=コバルト
- 形:毎回どこかに出す記号(円/線/格子など)
- 音:3音の短いモチーフ or “直前0.3秒の無音”を共通化
ポイント:増やさないことが力。色2・形1・音1を“毎回”繰り返すだけで世界観が締まります。
3) 10分で作る“ミニ設計”
- 主題1語を書く
- 主色と対色を決める
- 形(円/線/格子)を選ぶ
- 「登場の合図(無音0.3秒)」をルール化
- 禁止事項を1つ決める(例:強い赤は主語以外禁止)
4) スマホだけで十分な実装ヒント
- 一灯主義:窓光を片側から。当てた側=主語、逆側=余白。
- 色管理:小物や服飾を主色で統一。背景はニュートラルに。
- 音の合図:無料効果音で短い3音を固定、直前無音0.3秒を必ず挟む。
5) テンプレ
イメージシステム・カード
- 主題:____
- 主色/対色:____/____
- 形:____
- 運動(矢印や回り込みの規則):____
- 音(3音 or 無音0.3秒):____
- 禁止事項(例:強い赤は主語以外NG):____
- 繰り返す位置(冒頭/中盤/終盤のどこで出すか):____
まとめ
- 色×形×音の“固定”は、最強の省エネ演出。
- まずは“主題1語+色2+形1+無音0.3秒”から。
同じ素材でも、反復の設計だけで「わかる・残る・続けられる」映像になる可能性がアップします。
The following two tabs change content below.