私たちの仕事や生活を支えてくれる電気。
あまりにも身近すぎて、その裏側にある「見えないリスク」について、ついつい無関心になりがちですよね。
私は電気の仕事をしているからこそ、この怖さを人一倍感じています。
特に怖いのは、汗や水気があるときです。
皮膚が濡れていると、本当にちょっとした電流でも体内に流れ込みやすくなり、取り返しのつかない事故に繋がる可能性があるんです。
また、デスクの奥で放置されているホコリまみれの延長コードは、まさにいつか起こる火事の卵です。
電気火災のニュースを聞くたびに、胸が締め付けられます。
どうか、このコラムを読んだことをきっかけに、皆さんの大切な電気の安全を、ふと立ち止まって確認してみてくれると嬉しいです。