一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 年末ドライバー、笑って走ればなんとかなる(はず)

年末になると荷物が増える。これは自然現象。
積み荷は雪のように降り積もり、気づけば荷台は冬のボーナス状態。
しかし受け取る側は笑顔でも、運ぶ側の懐は風が吹くばかり。
まあいい、気持ちが豊かなら実質プラスだ。たぶん。きっと。そうだといいな。

道路は混雑、ナビは「渋滞です」と嬉しそうに報告してくる。
知ってるよ。今まさに巻き込まれてるよ。
できれば「渋滞をワープで突破しますか?」くらい言ってほしい。
年末アップデート、誰か頼む。

駐車場は空いていない。バックで切り返していたら
歩行者にじっと見られ、「プレッシャーかけてるんです?」
と聞きたくなる視線を背中に浴びる。
心の中ではもう一台の自分がピットインしてドーナツターンしているが、
現実は静かに後退、静かに前進。プロは慎重である。

休憩のコンビニでは、ホットスナックの誘惑が全方位から攻めてくる。
チキンとコロッケが「買えよ」と目で語りかけてくる。
財布と胃袋が協議し、結果摂取。
うまい。仕事しててよかった。人間に生まれてよかった。

そして荷物を降ろして帰るころには、空はすっかり真っ暗。
でも誰かのクリスマスプレゼントが届いたり、
帰省前の買い出しに間に合ったり、
そんな想像をすると、渋滞もまあネタの一つになる。

年末はハード。でも笑って運べば意外となんとかなる。
ギアは重くても、気持ちは軽く。
今日もハンドル片手に、軽いノリでまじめに走ります。

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槙 太次郎

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