こんにちは、竹内です。
今回は家電の修理で多い、
洗濯機の修理に必要な道具についてお伝えしていきます。
どんな道具を使用しているのか気になる際は、
ぜひ参考にしてみてください。
ドライバーから軍手まではこちらの記事で解説していますので、
そちらが用意できていれば作業を進めることができます。
もしどんなものを用意したらいいかわからない場合は上記を参考にしてみてください。
基本的な道具以外で必要なものはいくつかありますが、
必ず用意した方がいい道具なのが、タオルです。
洗濯機を修理する際にほぼ必ずと言っていいほど触るのが、
給水ホースです。
縦型洗濯機もドラム洗濯機も共通して、
給水のホースがささっていると、上部の分解ができません。
その為、給水ホースを取る必要があるのですが、
取り外しをした際に水が多く出てくるので、必ずタオルが必要になります。
タオルがなくても取り外しができますが、
洗濯機の下に防水パンを敷いていない人も多い為、
タオルなしで取り外しを行なってしまうと、水を下にこぼしてしまうことになります。
多少防水性能がある床でも、
神経質なお客様だと、床の貼り替えなど、高額な賠償を請求されてしまう可能性もあります。
給水ホースだけならまだ大丈夫でも、
修理作業ミスで多くの水漏れを起こしてしまった際は、
より高額な請求をされてしまうことにもつながります。
実際に私が働いている会社で他の拠点では、
マンションの床が水漏れによってダメになり、張り替え作業の請求を行われた事例を聞いています。
作業事故の場合は保険が適用されるものとはなりますが、
内容によっては100万以上の費用を請求されることもあるようなので、
必ず吸水性の高いタオルを1つは持っておくことをおすすめします。
次にバケツですが、
給水ホースを外した際や、水回りの部品交換の作業をする際にバケツがあると、
タオルを必要以上に使用しなくて済みます。
部品が悪くなることで排水ができない箇所は洗濯機の場合は多いので、
バケツも1つは持っておくことをお勧めします。
折り畳みのバケツが持ち運びに便利な為、
こちらのようなバケツを用意してみてください。
接着剤は、水回りのホースなどを取り外しした際に使用することが多いので、
こちらも必ず持っておくことが必要です。
ホース関連は接着剤を使用しなくても使用はできますが、
振動などでも外れる可能性もあるため、しっかりと取り外しをした際は接着することが大事となります。
接着剤も種類がたくさんありますが、
スーパーXという接着剤を用意しておくと、ほとんどの部分がカバーできるため、
こちらを用意してみてください。
インパクトドライバーは必要に応じて使用する道具となります。
ペンドライバーや、手動のドライバーがあればある程度のボルトを外すことができますが、
洗濯機のような振動が大きいものは、大きめのボルトで強く締め付けがされている部分も多くなっています。
その為インパクトドライバーがないと洗濯槽が外せなかったり、
モーターが外せなかったりと、交換しなければいけない部分の修理ができなくなります。
少し費用がかかるものとなりますが、
1つは用意するようにしてみてください。
最後に持っておいた方がいい道具は、ウォーターポンプフライヤーです。
ウォーターポンプフライヤーとは、大きなナットや配管などを回す為の道具です。
こちらの道具がないと、
排水弁という部品周辺の修理ができない可能性があります。
排水弁にはプラスチックのナットで締めている部分があるのですが、
排水などが詰まった際や、軸部分の修理をする際はここを取り外す必要が出てきます。
力がある人であれば、軍手やタオルを間に挟めば取り外すことができますが、
ウォーターポンプフライヤーを持っておくだけで楽に作業ができる為、
1つは持っておくことをお勧めします。
以上の道具があればある程度修理を進めていくことができる為、
洗濯機の修理をする際はこちらを参考に準備をしてみてください。