最近、SNSを徘徊していると良く目にするフレーズがある。
「投資をするなら、NISAと掛け捨ての保険がベスト」
どこぞのYouTuberの受け売りネタである。
前回も触れたが、NISAはあくまでも投資の一つである”投資信託”の中にある、NISAという税控除が受けれる枠なだけ。 NISA=投資信託という理解があるのかがまず大切。せめて、投資信託と言ってほしい。「投資をするなら、税控除枠(NISA)と金融商品(保険)がベスト」と言ってるようなもんだ。 なんじゃそりゃ? 本当にプロか?と、その時点でリテラシーを疑ってしまう。
では、投資信託とは? 株や債券等様々な商品を組み合わせたもの=ファンドである。 そのファンドを操る=ファンドマネージャーが存在する。 顧客は、個別の銘柄に投資して売り買いを自分で決めるのではなく、ファンドに投資して成果を上げるのはファンドマネージャー。 言うなれば、その会社やその銘柄に託して、自分はその上がり下がりを見て売るか買うかを決めるわけだ。
その中に、国が選別しNISAという控除の仕組みを使っていい商品が存在するのである。
タイトルにある、良いFPの見分け方で手っ取り早いのは、「投資はNISA」と言ってるやつは、3流であることを知っていてほしい。