4月は、税務の世界では静かに見えて、実は前提条件が一気に切り替わる月です。2025年4月も例外ではなく、3月末に成立した税制改正が、実務上の前提として動き出しました。
この時期に重要なのは、「新しい制度を覚えること」よりも、どの改正が自社・顧問先に関係するのかを切り分けることです。
特に法人税・消費税では、
すぐに影響が出るもの
数年後に効いてくるものが混在しており、4月時点での整理が、年後半の実務負荷を左右します。
4月は、税務実務の“年度設計”を行う月と言えるでしょう。