こんにちは、水田です。
JavaScriptの単項マイナス演算子についてです。単項マイナス演算子(-)は、1つの値の符号を反転させるために使われる演算子です。書き方は、値の前にマイナス記号を1つだけ付けます。
この演算子は数値だけでなく、数値に変換可能な他の型にも適用できます。文字列の場合は、その文字列が数値として変換可能であれば数値に変換され、その値に単項マイナスが適用されます。数値に変換できない文字列の場合は、結果は NaNになります。論理値の場合も、trueは1、falseは0に変換されてから符号が反転します。
単項マイナス演算子は、マイナスの数値を表現したいときや符号を反転させたいときに使われるほか、数値への暗黙の型変換を利用する目的でも使うこともできます。その場合、数値への変換と符号の反転がセットになって動作するため、オペランドの型によって結果が変わる点に注意が必要です。
console.log(-5);// -5console.log(-"5");// -5console.log(-"five");// NaNconsole.log(-true);// -1