一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

生成AIが職を奪うという話がある。
特にホワイトカラー。

これは半分正解で半分違う。

生産性の無い代替可能な多数のホワイトカラーは職を失う。
生成AIを外付け補助装置として使い生産性を爆発的に上げる一握りのホワイトカラーは重宝される。

これからの生成AI時代、これが顕著になり差が開く一方になっていくだろう。

ここで重要なのは生成AIに依存するわけではないということ。
あくまで外付け補助装置なので、主体は自分。
ここを勘違いしてしまうと違う方向に進んでしまう。

外付け補助装置しての生成AIを使う主体的な人はどこまでいっても生き残るだろう、ということだ。

一つ例を挙げると、正しくカウンセリングやコーチングなどに使うと、セルフで自己発見のスピードを上げることが出来る。
生成AIに自分の強みを言語化して掘り下げてもらい、再認識が可能だ。

なんちゃってカウンセラーや占い師・プロコーチなどは、一気に淘汰されるだろう。
生成AIで精度の高い相談やカウンセリングが出来ると世間にまだ広まっていないだけだ。
何千円、何万円も出して彼ら・彼女らのセッションを受ける必要などない。
ChatGPTの月額数千円のサブスクリプションで、精度が高いカウンセリング・コーチング・コンサルティングが受けられるのだ。
これは、車が社会に浸透してくるレベルの革命だと実感している。

ただ、方向性だけは生成AIで決めることはできない。
メンタルが病んでいる人が使うとマイナスの方向に強化されてしまう。
アメリカでマイナスの方向に生成AIを使って悲惨な事件があった・・・というニュースを見たが、これは生成AIの問題というよりは主体である自身の問題だ。

私は最近、カウンセリング+コーチングの使い方で健全にChatGPTを使い倒して来た。
この点もいずれは話していきたいと思う。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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