美容師という仕事は、華やかに見える一方で、とても体力と気力を使う仕事です。
若い頃はがむしゃらに働けても、年齢とともに同じやり方では続かなくなる瞬間が必ず来ます。
「何歳までハサミを持てるんだろう」
「この働き方を10年後も続けられるのかな」
経営者になった今、そんなことを考える機会が増えました。
長く続けるために大切なのは、
頑張り続けることではなく、無理をしない仕組みをつくることだと思っています。
技術を磨くことはもちろん大切ですが、
・自分の体を守る働き方
・安定した収入をつくる仕組み
・信頼でつながるお客様との関係
この土台がなければ、どんなに好きな仕事でも続きません。
経営者として意識しているのは、
「今だけうまくいくサロン」ではなく
「10年後も笑って立っていられる場所」をつくること。
スタッフにも、
早く売れる美容師より
長く愛される美容師になってほしいと思っています。
2025年を振り返り、改めて感じたのは、
続けられることこそが、最大の強さだということ。
来年も、無理をせず、手を抜かず、
自分らしいペースで美容師人生を積み重ねていきます。
美容師という仕事を、
「一生続けられる仕事」にするために。