一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 就業不能保険の結果と事故責任の争い方について

先月の記事で書いた就業不能保険ですが、無事減額無しで31万円入りました。実は医師が診断書を書き間違えて(立ち仕事だから仕事できない+週4,5日通院してて仕事無理だったにも関わらず仕事できると書いてしまった)診断書だけ差し戻しになり、医師に当該箇所を修整してもらったらそれへの指摘一切無しで請求が通ったという事情があります。……まあ週4,5日通院していて仕事できますって方がおかしな話ですからね。

それと、今回の事故は相手側のいる事故です。大絶賛揉めています。当初事後重症無しで事故通知を送ったところ「調べたけど事故はなかった」というふざけた返書を送ってきて救急出動記録請求が先だろうがと返信して、尚且つ訴訟準備中です。

で、ここから問題なのが「いくら請求できるのか」、単なる怪我だと良くて6桁です。ただ、現時点(怪我から2ヶ月後)で両膝が酷く痛み走ることは論外で歩行にも支障を来している状態です。これで膝回りに問題が見つかりそれが保存療法で治らない場合は「事後重症」となって請求額が2,3桁上がります、具体的には67歳までの逸失利益を請求できるので私の場合30年弱分が請求できるわけです。

こうなると「社内で調査していないで損害保険会社を入れろ」と相手方には要求することになります、何せ請求額が請求額ですから事故がなかったと言い張ったら民事訴訟になって相手側損害保険会社が免責率を大幅に引き上げることになりますから、免責率が低いうちに解決できるよう要求するのが筋です。……まあこれでなお事故はなかったと言い張ったら本当に民事訴訟です、100%勝てる訴訟なので手数料高くてでもレッドブック上限まで吹っ掛けることができますし。

特に車と投資用不動産持ってる人には対人無制限の保険をお勧めします、事後重症になった場合は8桁9桁の請求が当然のように飛んでくるのが人身事故の世界です。皆様も重々お気をつけください。

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