だらだら続けているオフィスシリーズ、3回目はフリーアドレスの落とし穴についてです。
前回、フリーアドレスの良い所を少し書きましたが今回は失敗するパターンです。
自席が決まっていないということは、曜日や時間帯で座っている場所が変わるということになります。
見渡せるオフィスならいいですが、個室ブースやBOX席を設置した場合や大人数のオフィスとなると誰がどこに居るのか把握が難しくなります。
固定電話のままフリーアドレスを導入した場合、電話を受けたものの該当人物が出社しているのか在宅なのか、出社している場合は
どこに座っていてどの電話に入電を回すべきか瞬時に判断できず、相手を待たせてしまうというトラブルも発生します。
フリーアドレスを導入する場合、出社状況や座席状況などが判断できるよう社内システムを構築するなどインフラ整備も必要となります。
固定電話を廃止し、全社員社用携帯貸与する企業様もあります。
上記のような整備をすっ飛ばしてしまうと、オフィスがうまく機能せずに固定席へ戻すということにもなりますので
注意が必要になります。