結婚相談所 Not A Marriageです。
婚活を続けていると、ふとした瞬間に「婚活揺らぎ(マリッジブルーならぬ婚活ブルー)」を感じることはありませんか?
「いいな」と思う人に出会えない
お断りが続いて自信をなくしてしまった
今の努力が報われるのか不安でたまらない
実は、この心の揺らぎは
「あなたが真剣に人生を変えようとしている証」です。
今回は、心理学の視点からこの揺らぎを最小限に抑え、軽やかに活動を続けるための3つのヒントをお伝えします。
心理学には「感情の粒度(Emotional Granularity)」という言葉があります。
不安を「ただなんとなく不安」という大きな塊のままにしておくと、脳は過剰にストレスを感じてしまいます。
まずは、自分のモヤモヤを細かく分解してみましょう。
× 漠然とした不安: 「もう結婚できないかも…」
〇 粒度を高めた状態: 「今日のお見合いで話が弾まなかったことが悔しい」「週末の予定が埋まっていないことに孤独を感じている」
【ポイント】 ノートに感情を書き出す(ジャーナリング)だけで、脳の扁桃体の興奮が収まり、客観的な視点を取り戻せることが研究で分かっています。
婚活は「選ぶ・選ばれる」の連続で、脳が非常に疲れやすい状態(決断疲れ)にあります。
心が揺らぐのは、この疲れが原因かもしれません。
そこで有効なのが、心理学者ピーター・ゴルウィツァーが提唱した「if-thenプランニング」です。
「もし(if)、お断りされたら、その時は(then)、お気に入りのカフェでケーキを食べる」
「もし(if)、3人連続で交際が成立しなかったら、その時は(then)、1週間婚活アプリを開かない」
あらかじめ「こうなったら、こうする」と決めておくことで、その都度悩むエネルギーを節約でき、感情のアップダウンを抑えることができます。
「お見合いがうまくいかない=自分に価値がない」と考えてしまうと、揺らぎは大きくなります。
これを心理学では「固定的マインドセット」と呼びます。
対して、「成長マインドセット」を持つ人は、お見合いの失敗を「自分の価値」ではなく「データの収集」と捉えます。
捉え方の変換: 「断られたのは、私がダメだからではない。単に『この条件の人とは価値観が合わない』という貴重なデータが1つ手に入っただけ」
婚活は合格・不合格を決める試験ではなく、「最高のパートナーを見つけるためのフィッティング作業」だと考えてみてください。
⭐️婚活の波に飲み込まれそうな時は、一人で抱え込まないことが一番の解決策です。
心理学では、誰かに話を聞いてもらうことで心が整理されることを「カタルシス効果」と呼びます。
私たちアドバイザーは、あなたのデータ管理だけでなく、その「心の揺らぎ」を支える伴走者です。
少し疲れたな、と感じたら、いつでも面談でその気持ちを吐き出しに来てくださいね。
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