一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

 

結婚相談所 Not A Marriageです。

 

婚活を続けていると、ふとした瞬間に「婚活揺らぎ(マリッジブルーならぬ婚活ブルー)」を感じることはありませんか?

  • 「いいな」と思う人に出会えない

  • お断りが続いて自信をなくしてしまった

  • 今の努力が報われるのか不安でたまらない

実は、この心の揺らぎは

「あなたが真剣に人生を変えようとしている証」です。

今回は、心理学の視点からこの揺らぎを最小限に抑え、軽やかに活動を続けるための3つのヒントをお伝えします。


1. 「感情の粒度」を高めて、モヤモヤを言語化する

心理学には「感情の粒度(Emotional Granularity)」という言葉があります。

不安を「ただなんとなく不安」という大きな塊のままにしておくと、脳は過剰にストレスを感じてしまいます。

まずは、自分のモヤモヤを細かく分解してみましょう。

  • × 漠然とした不安: 「もう結婚できないかも…」

  • 〇 粒度を高めた状態: 「今日のお見合いで話が弾まなかったことが悔しい」「週末の予定が埋まっていないことに孤独を感じている」

【ポイント】 ノートに感情を書き出す(ジャーナリング)だけで、脳の扁桃体の興奮が収まり、客観的な視点を取り戻せることが研究で分かっています。

 

2. 「if-thenプランニング」で意思決定の疲れを防ぐ

婚活は「選ぶ・選ばれる」の連続で、脳が非常に疲れやすい状態(決断疲れ)にあります。

心が揺らぐのは、この疲れが原因かもしれません。

そこで有効なのが、心理学者ピーター・ゴルウィツァーが提唱した「if-thenプランニング」です。

  • もし(if)、お断りされたら、その時は(then)、お気に入りのカフェでケーキを食べる」

  • もし(if)、3人連続で交際が成立しなかったら、その時は(then)、1週間婚活アプリを開かない」

あらかじめ「こうなったら、こうする」と決めておくことで、その都度悩むエネルギーを節約でき、感情のアップダウンを抑えることができます。

3. 「成長マインドセット」への切り替え

「お見合いがうまくいかない=自分に価値がない」と考えてしまうと、揺らぎは大きくなります。

これを心理学では「固定的マインドセット」と呼びます。

対して、「成長マインドセット」を持つ人は、お見合いの失敗を「自分の価値」ではなく「データの収集」と捉えます。

  • 捉え方の変換: 「断られたのは、私がダメだからではない。単に『この条件の人とは価値観が合わない』という貴重なデータが1つ手に入っただけ」

 

 


婚活は合格・不合格を決める試験ではなく、「最高のパートナーを見つけるためのフィッティング作業」だと考えてみてください。

⭐️婚活の波に飲み込まれそうな時は、一人で抱え込まないことが一番の解決策です。

心理学では、誰かに話を聞いてもらうことで心が整理されることを「カタルシス効果」と呼びます。

私たちアドバイザーは、あなたのデータ管理だけでなく、その「心の揺らぎ」を支える伴走者です。

少し疲れたな、と感じたら、いつでも面談でその気持ちを吐き出しに来てくださいね。

結婚相談所 Not A Marriage

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア