昨今、コンサルタントの作業をAIで自動化する取り組みを行っています。
巷ではバイブコーディングなどプログラミングをAIで作成することが流行っていますが、コンサルタント業ではコーディングより資料作成がメインの作業となります。資料作成をAIに担ってもらえるか、色々と試行錯誤しました。
結論、「AIで出来るが、情報の正規化が必要」だと思いました。
※今回はNotebookLMなどでそれっぽいプレゼンテーション資料を作る類の話ではなく、要件定義資料や設計書など、プロジェクトの成果物作成を自動化できるかの話です
今回試してみたのは業務フロー図を基に、業務一覧資料を起こすというものでした。
フォーマット等を与えて実行させるとある程度形になった資料は作成されます。ただ、特にプレゼンテーション資料のように人間がビジュアルから行間を読んで認識するような資料の場合、AIが正確に情報を認識することが難しく、こちらの意図通りの資料になりません。
「業務フローのこの位置の、この条件のオブジェクトには、この情報が記載されている。この情報を業務一覧のこの列に変換して入れてほしい」と具体的に指示が出来ればかなり精度が上がります。
何とか試行錯誤して完成まで持っていけましたが、そもそも資料のフォーマットを作る段階で資料のどの位置に何が記載されているのか、情報が正規化されていることで作業効率が一気に上がったと思います。また、資料そのものも情報がきれいに整理されており、気づけば人間が読んでも分かりやすい状態に改善されていました。
作業効率化が図れた一方で、どちらかというと日々の作業でいかに情報をきちんと整理しているかが重要だというインサイトが得られました。今後、AIを良きパートナーとして使えるかを意識しながら仕事をするかどうかでコンサルタントとして生き残れるか変わってくるなと思いました。