世の中には様々な名前を付けて、ファイナンシャルプランを行う人たちが存在する。
FP(ファイナンシャルプランナー)、FA(ファイナンシャルアドバイザー)、LA(ライフアドバイザー)などなど。 昨今はNISA等の影響もあってかIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)も存在する。
この中で、IFAだけは唯一金融商品仲介業としての登録が必要であり、証券会社との業務委託契約が必要となる。
唯一ということは、その前に挙げた3つや他の呼称でのプランナーは特に登録等必要とせず、あくまでも自らが名乗ってしまえばそれまでである。 そして、最近増えているのが「保険を売らないFP」である。 彼らは、「私は保険は販売しませんので、安心して保険のことも相談してください。」と言ってくる。
とはいえ、保険という商品は国内で扱える会社は41社存在する。 私の所属する会社もそのうちの20社程度を取り扱っている。 その41社の中にも様々な保険が存在しており、すべてを合わせれば1000以上の商品になってしまうのだ。 また、医療保険に関して言えば、毎月のようにどこかの会社が商品の改定を行ってくる。 我々の知識も常にバージョンアップが必要なのである。 そんな我々もお客様に伝えるために学び、比較し、どのようにすれば分かりやすく伝わるか、当然のことではあるが日々学びが欠かせない。
なのに、彼ら「保険を売らないFP」は、日本の保険制度は格別にいいから保険なんて必要ない、保険は投資より割が悪いから損をする。 そんな言葉で一括りにして保険をやめたお金で自分が勧める別の投資に回させようとする。
「保険を売らないFP」ではなく「保険知識がなく、保険を”売れない”FP」である。
確かに見直しで不要なものは減らすことは当然のことだが、まずその前にその人にとってどの様なものがどれくらい必要なのか? それを確認したうえで判断するべきことである。 何も顧客背景を知らず、金太郎飴のように誰にでも合うような言い方で、中身をよく分かっていないから辞めても大丈夫かとなる、普段の生活にはなかなか登場しない保険をやめさせる。
その瞬間は満足感はあるのかもしれない、ただ本当に万が一が起きた際本当にそれで大丈夫ですか? 万が一の時には、家庭生活に支障をきたすときですよ? その時には恐らくそのFPは存在していないか、していても多分知らないと逃げることでしょう。
そんな「保険を売らないFP」にあなたなら相談しますか?