新事業やM&Aでの企業買収など、事業拡大の相談を受けることが多い。これらは既存事業の拡大というより、多角化による事業拡大戦略だ。事業の多角化はリスク分散の観点からも、拡大の方向性としてメリットは大きい。
そこで多角化を検討する時のポイントを整理してみたい。
・既存事業とシナジーがあること
新事業は既存事業と全く関係ない分野であると、マーケティングや集客、組織体制などの運営に支障が出る場合が多い。特に経営者にその業界経験が無い場合は、成功する可能性は著しく低い。そのため既存事業の延長線上にある事業とするべきだ。そして既存事業とのシナジーが生まれるようにビジネスモデルを構築することが重要である。
・リスクヘッジできること
経済情勢、災害、パンデミックなど様々な経営リスクを想定した場合に、すべての事業が破綻しないことが重要です。
既存事業の延長線上にあったとしても、一方のビジネスが厳しい時に片方で生き残れるように構築しなければなりません。
新事業に挑むことは、企業の成長にとって大きなメリットがあるものの、検討は慎重に行わなければ、既存事業の足を引っ張ることもあります。検討の際は是非、第三者の目線を大切にしてください。