一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 【2024〜2025年推計】年齢・職業別 年収データを読み解く

「結局、どの職種がどれくらい稼げるのか?」
キャリアを考えるうえで、年収の相場感は避けて通れません。

今回は、2024年〜2025年の推計データをもとに、年齢・職業・雇用形態別の年収を一覧表にまとめ、その構造的な特徴を整理します。


年齢・職業別 年収一覧(2024〜2025年推計)

職業・職種 雇用形態 20代 30代 40代 50代
医師 正社員 1,089万円(平均)
アナリスト 正社員 911万円(平均)
コンサルタント 混合/フリー 800万円以上
AIエンジニア 正社員 327〜420万円 493〜570万円 641〜695万円 700〜718万円
AIエンジニア フリーランス 推定 900万円〜1,020万円(全年代平均)
システムエンジニア(SE) 正社員 339〜446万円 545〜598万円 657〜670万円 724〜726万円
システムエンジニア(SE) フリーランス 平均 762万円(全年代平均)
WEBマーケター フリーランス 600〜800万円
専門士業 フリーランス 500〜800万円
正社員全体平均 正社員 360万円 451万円 519万円 607万円
WEBデザイナー フリーランス 300万円未満
WEBライター フリーランス 200万円以下
副業系ワーカー 副業 200万円以下(平均 63万円)

※ 金額は推計値・レンジ表記
※ 「–」は年代別の明確なデータが確認できない項目


年収構造から見える4つのポイント

1. エンジニア職は「年齢×経験」が素直に効く

AIエンジニアやシステムエンジニア(SE)は、年齢とともに着実に年収が上昇する職種です。

特にフリーランスでは、SEで平均約762万円、AIエンジニアで900万〜1,000万円超と、正社員平均を大きく上回る水準に達しています。

技術の積み上げが「市場価値」として評価されやすい職種と言えます。

2. フリーランスは「二極化」が顕著

フリーランスという働き方は高収入のイメージがありますが、実態はかなり分かれています。

  • コンサル・ITエンジニアなどの専門職:800万円以上の高年収層
  • 副業・ライトワーク中心の層:年収99万円以下が約7割

低年収層の多くは、本業を別に持つ副業系ワーカーであると推測されます。

3. 高年収職種の共通点は「参入障壁」

医師(1,089万円)、アナリスト(911万円)など、ランキング上位に並ぶ職種には共通点があります。

  • 専門資格
  • 高度な専門知識
  • 実務経験の蓄積

簡単には参入できない分、年収も構造的に高止まりしやすいのが特徴です。

4. 年収200万円以下に集中する職種とは

WEBライターや一部のWEBデザイナー、ギグワーカーなどは、年収200万円以下の層に多く分布しています。

背景としては、

・税金対策のために過度に稼ぎすぎない目的で「程々に稼ぐ」ことを目的にしている方も多い。
・参入障壁の低さ、稼働時間の限定、単価競争の起きやすさが挙げられます。

「誰でも始めやすい仕事」は、同時に「価格競争にさらされやすい仕事」でもあります。


まとめ:年収は「職種 × 働き方」でほぼ決まる

今回のデータから見えてくるのは、次の事実です。

  • 専門性が高い職種ほど、年収は上がりやすい
  • フリーランス=高収入ではない
  • 年収差の正体は「スキルの希少性」と「市場価値」

以上、年齢・職業別の年収推計データをもとに、年収構造のポイントを整理しました。

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