一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 訪問販売という「人生修行」が私にくれた、しなやかなマインドセット

今回は訪問販売という生業を続ける中で、数字や技術以上に得られた「自分自身の変化」についての共有です。人見知りな性格はそのままに、いかにして「外の世界」との向き合い方を変えてきたか。実体験に基づくマインドの変化をまとめました。

1. 「営業スイッチ」による恥ずかしさの超越
私はもともと人見知りな性格ですが、仕事を通じて「営業モード」へのスイッチを自在に入れられるようになりました。一度スイッチが入れば、良い意味で周りの目が気にならなくなり、恥ずかしさを忘れて目の前のミッションに没頭できます。「性格を変える」のではなく、「モードを切り替える」術を身につけたことは、個人事業主として生きる大きな武器になっています。

2. 公共心と行動力のリンク(日常のゴミ拾い)
以前なら「意識が高いと思われたらどうしよう」と自意識過剰になり、躊躇していた近所のゴミ拾い。今では、人が見ていようがいまいが、自分が「やりたい」と思えばその場で自然に行動できるようになりました。営業現場で培った「即断・即行動」の精神が、私生活の徳を積む行動にも直結しています。

3. 「知らない人」が「助けてくれる人」に変わる
仕事で毎日見知らぬ方のインターホンを叩き続ける中で、人とのコミュニケーションに対する心理的ハードルが消失しました。日常でも、困ったことがあれば近くの知らない人にスッと声をかけて知恵を借りることができます。世界を「敵」や「他赤」ではなく、「対話が可能な場所」として捉え直せるようになりました。

4. 「気配」をコントロールする術(同化の技術)
現場を回る際、私は自分の気配を周囲に同化させる感覚を大切にしています。威圧感を与えず、あたかも風景の一部のように街に溶け込む。これはコンプライアンスを遵守しつつ、相手の懐にスッと入るための「忍者のような護身術」です。この「気配の管理」ができるようになってから、対人関係での摩擦が劇的に減りました。

まとめると
訪問販売は、時に「断りの連続」でハードな仕事ですが、その過程で磨かれたマインドは、何物にも代えがたい「自由」を私にくれました。技術を磨くことは、自分自身を磨くこと。これからもこの「自分なりの兵法」を楽しみながら、現場に立ち続けたいと思います。

今回はここまで。
ありがとうございました。

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア