〇生成AIの種類②:画像生成AI
テキストで「〇〇のような画像」と指示するだけで、オリジナルのイラストや写真を
生成するAI。
デザインの専門知識がなくても、高品質なビジュアルコンテンツを作成できる。
一方で、学習データに既存の作品を含む場合があり、著作権をめぐる訴訟も発生している。
商用利用の際は、各サービスの利用規約やライセンスを必ず確認することが重要。
代表的なサービス:
・Midjourney:アーティスティックで高品質な画像の生成に非常に強い。
一方で、著作権関連の訴訟も提起されており、商用利用には注意が必要。
・Stable Diffusion:オープンソースで、PCへの導入や細かなカスタマイズが可能。
利用方法によっては学習データに関する法的リスクが生じる場合があるため、
利用ポリシーの確認が推奨される。
・DALL・E 3 (OpenAI):ChatGPTやMicrosoft Copilotに統合されており、
対話形式で手軽に利用できる。
商用利用に関しては比較的明確なライセンスが設けられているが、OpenAIも
クリエイター団体から著作権利用に関する懸念や訴訟を受けており使用には
注意が必要。
主な用途:Webサイトやブログの挿絵、プレゼン資料のイラスト、広告デザインの試作など。
〇生成AIの種類③:動画生成AI
テキストの指示から、高品質でリアルな動画を生成するAI。
映像制作の常識を変える可能性を秘めた注目度の高い分野の一つ。
一方で、画像生成と同様に学習データに既存の作品を含む著作権の問題があるため、
商用利用の際は、各サービスの利用規約やライセンスを必ず確認することが重要。
代表的なサービス:
・Sora (OpenAI):非常にリアルで長尺(最大で1分程度)の動画を生成可能。
・Veo (Google):映画のような映像品質と、細かな指示への対応力が特徴。
・Runway:動画から動画を生成したり、特定の部分だけを動かしたりするなど高度な編集機能を持つ。
主な用途:プロモーションビデオの制作、SNS用のショート動画作成、製品デモ映像の作成など。
〇生成AIの種類④:音楽・音声生成AI
テキストや簡単なメロディから、オリジナルの楽曲やナレーション音声を生成するAI。
一方で、画像生成と同様に学習データに既存の作品を含む著作権の問題があるため、
商用利用の際は、各サービスの利用規約やライセンスを必ず確認することが重要。
代表的なサービス:
・Suno:歌詞や曲のスタイルを指示するだけで、ボーカル付きの楽曲を生成。
・Udio:Sunoと並ぶ高品質な音楽生成AI。
・ElevenLabs:非常に自然で感情豊かなナレーションや、自身の声を複製した
音声(ボイスクローン)を生成。
主な用途:動画のBGM制作、ポッドキャストのナレーション、オーディオブックの作成など。
■目的別の生成AIの使い分けと選び方
「何を作りたいか」という目的を明確にし、その目的に合った種類の生成AIを選ぶことが重要。
ビジネスメールやレポートを作成したい
→テキスト生成AI:ChatGPT、Gemini、Claude
Webサイトの挿絵やイラストが欲しい
→画像生成AI:Midjourney、DALL・E 3、Stable Diffusion
製品紹介のショート動画を作りたい
→動画生成AI:Sora、Veo、Runway
プレゼン用のBGMやナレーションが必要
→音楽・音声生成AI:Suno、ElevenLabs
多くのサービスで無料プランやトライアル期間が設けられている。
まずはいくつかのサービスを実際に試してみて、ご自身の目的に最も合ったツールを見つける。
■AIの種類を理解し、目的に合わせて活用する
AI技術は目覚ましいスピードで進化しており、テキスト、画像、動画、音楽など、
その応用範囲は日々広がっている。
それぞれのAIには得意なことと不得意なことがある。
自分の目的や作業内容に最も合った適切な種類のAIツールを賢く選択し、使い分けることで、
これまでの常識にとらわれない生産性の向上や、新しい創造性の発見につながる。