一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ここ最近、Premiere ProやAfter Effects、DaVinci Resolveなどに
AI機能が次々と追加され、編集の現場は確実に変わり始めています。

自動マスク、音声文字起こし、不要部分の削除、カラー補正の提案……
一昔前なら時間のかかっていた作業が、
今では数クリックで完了することも珍しくありません。
正直、便利すぎて少し戸惑うくらいです。

ただ一方で、「どこまで任せていいのか?」という疑問も出てきます。
たとえば、ラフカットやノイズ除去のような“作業寄り”の工程は
AIに任せるほど効率が上がる。
しかし、テンポ感や間の取り方、演出意図まで丸投げしてしまうと、
どこか均質で無難な仕上がりになる危うさも感じます。

結局のところ、AIは“判断の代行者”ではなく
“作業の加速装置”として使うのがちょうどいいのかもしれません。

手を動かす時間を減らし、そのぶん考える時間を増やす。
そう使えたとき、AIは脅威ではなく強力な味方になる。

任せる範囲を自分で決められるかどうかが、
これからの編集者に問われている気がします。

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直江 健一

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