前回は ピースボートでのボランティア通訳についてお話をしました。
今回は初めての社内通訳の経験をお話ししたいと思います。
私は三菱重工業の社内通訳者として2年間勤務したことがあります。
そこではインド人と日本人の間の通訳者が必要とされていました。
設計自動化システムを作るためにインド人のプロジェクト メンバーが来日し、日本人とともに システムを構築していきます。その際に文書の翻訳や 会議での通訳が必要になったのです。
この経験で学んだことが2つあります。
1つ目は 専門分野の知識の重要性です。これまで本格的に理系の分野を勉強したことはなかったのですが 、社内通訳者としてより良い仕事をするためには重工業についても少しは知らなくてはいけませんでした。
2つ目はインド人の英語 訛りです。 これまで 大学で聞き慣れていたアメリカ英語とは全く違う インド 英語。今でも満足に 聞き取れませんが、当時は 特に苦労しました。
2年間の勤務を終えた 最終日、「あなたがいてくれて本当に良かった「と言っていただけました。通訳者として本当にお力になれたのかわからなかったのですが、このような嬉しいお言葉をいただけたのはこれが初めてだったかもしれません。
次回は 三菱重工業から転職した先の社内通訳についてお話ししたいと思います。