前回FCビジネスに潜む問題について説明させて頂きましたが、今回ももう一つの問題について説明させて頂きます。第二の問題として、事業の体制を整えたものの仕事が確保出来ない、つまり売上が上がらないという問題です。FCビジネスには様々な分類法がありますが、その一つに『店舗系FC』と『無店舗系FC』という分類があります。字の通り店舗を構えるFCと店舗を持たないFCです。店舗系の代表はコンビニエンスストアや飲食店、ホテルやモーテルなどで、無店舗系には清掃事業や住まいのリフォーム、家電の据付・修理サービスなどがあります。日本のFCはこれまで店舗系で発展してきましたが、近年は無店舗系も増えてきています。また、店舗系FCにおいて法人の加盟が増える傾向が見られます。店舗を構える業態では、加盟金を含む初期費用が多額になる事から個人では参入し難くなってきているのが主な理由でしょう。その分、初期投資の金額が少なく、比較的容易に始められる無店舗系に個人が流れてきています。しかし、この『比較的容易に始められる』というのが落とし穴なのです。
次回はその落とし穴について説明させて頂きます。