通勤時の注意点
見通しの悪い交差点では、必ず減速し、左右を確認する。
急ぎたい場面でも、安全を最優先する。
悪天候時は、路面状況に対応できる靴や服装を選ぶ。
令和6年の交通死亡事故の原因としてもっとも多いのが安全運転義務違反で、全体の約半分である99件でした。
この中で顕著なのが、ドライバーの不注意によって起きる事故です。
安全運転義務違反に該当する具体的な運転行動は、下記のとおりです。
死角にいた歩行者や他車両の存在を見落としてしまう安全不確認
漫然運転や脇見運転などの前方不注意
周囲の人や車の存在に気付きながらも注視を怠る動静不注視
漫然運転や脇見運転、安全不確認などの運転行動は、ベテランドライバーでも起こり得ます。
運転技能や経験値では問題がないベテランドライバーでも、自分の運転が交通ルールに即しているか、安全確認が十分にできているかを振り返る機会が大切です。
運転技能の未熟さ
交通事故の原因の一つに、ドライバーの未熟な運転が挙げられます。
運転技能が未熟なドライバーは、不注意や確認不足から、ブレーキやハンドル操作などの対応が遅れがちです。
その結果、後続車との追突や車線変更時の接触などが発生しやすくなります。
若年層や運転初心者などの不慣れな運転者は、経験からくる予測が十分ではない場合があるため、安全運転に必要な判断力や減速などの適切な操作が遅れる可能性も否めません。
また、交通ルールや交通状況に対する理解が浅いため、道路上での予期せぬ出来事に対応できず、事故を引き起こすリスクが高まります。
事故リスクが高い場所
交通事故が発生しやすい場所には特徴があります。
交差点では右折・左折や車線変更、合流などの様々な通行者が存在するため、事故が発生する確率が高い傾向です。
その他見通しが悪く死角が多い場所や、直線道路の高速走行が要因となる事故は起こり得ます。
そのため、事故リスクが高い場所では、より慎重に運転しなければなりません。
職場では、ドライバーに対して交通安全を促す取り組みが必須です。
交通事故が頻発する時間帯
警視庁の調査により、17時台〜19時台の日没前後である「薄暮」の時間帯は、自動車と歩行者が衝突する事故が多いことが明らかになりました。
薄暮の時間帯は周囲が見えにくくなり、ほかの車や歩行者を見つけるのが難しくなるためです。
また、周囲からも自分の車が認識されにくくなります。
交通事故防止に向けて早めにライトを点灯し、自車の存在を周囲に知らせるなどの取り組みが欠かせません。