そもそも、四柱推命とは:
約2000年前に中国で確立された、歴史ある占術です。生まれた時間を「年・月・日・時」の4つの柱(四柱)に分け、それぞれに「干(かん)」と「支(し)」を当てはめて分析します。
特殊星と現実の星の紐付けです。とても綺麗ですね
四柱推命の神殺(特殊星)は、もともとは「天にある星の運行が地上の運命に影響を与える」という直観的な天文学から生まれています。
プレアデス星団と「天目(てんもく)」・「華蓋(かがい)」
東洋天文学(三垣二十八宿)において、プレアデス星団は**「昴宿(ぼうしゅく)」**と呼ばれます。
* 華蓋(かがい):
カシオペア座付近にある星群を指します。皇帝の頭上を覆う「絹の傘(天蓋)」の形に見立てられており、孤独だが高潔、芸術や宗教への深い関心を象徴します。
* 天目(てんもく):
プレアデス星団そのものではありませんが、その近くにある星々が「天の目」として意識されることがあります。神殺においては、直感力や霊的な洞察力を示すものとして語られることがあります。
天乙貴人と「太微垣(たいびえん)」
天乙貴人は、特定の単一の星というよりは、天の官署(役所)が集まる**「太微垣」**というエリアに関連付けられています。
* しし座からおとめ座にかけて広がる星域で、ここには「天乙」や「太乙」といった、天帝を補佐する神々の星が存在します。
* このエリアは「天の朝廷」とされ、そこから「目上の引き立て」や「災いを払う最高位の吉星」という性質が導き出されました。
咸池(かんち)と「おうし座」
咸池は、天文学的には**「五車(ごしゃ)」という星群(ぎょしゃ座のあたり)の近く、あるいは「天演」**という星群に関連するとされます。
* 場所としては、ちょうどおうし座のあたりに位置します。
* 西洋占星術でもおうし座は金星(ヴィーナス)を支配星に持ち、愛や美、感能を司りますが、東洋の咸池も同じく「水浴びをする池(=艶っぽさ)」を象徴しているのは、東西の感性の合致を感じさせて非常に興味深いです。