一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは、永田です。

まず、来年度について、契約継続が決定しました。継続に関して、体制の縮小や重要メンバーの離脱など、不安な要素が多数あり、半年前から先方と協議を実施していました。今回はどのような協議を行ってきたのか、その経緯と結果についてご報告したいと思います。

①体制の縮小および重要メンバー離脱に伴う担当業務の変更や拡大はあるのか?

重要メンバーが担当していた業務は、チームの中では最も難しいとされる業務でした。この業務を引き継ぐのは一長一短でできるものではないと思われ、その業務を私が受け持つことは現実的に不可能だと思っていました。そのため、この業務を誰に、いつまでに、どのように、引き継ぐのかを明確にしていただき、その上で私が担当する業務の確認を協議することとなりました。はじめに「誰に」については、長年このプロジェクトに在籍しており最も業務知識を有しているメンバーが異動することで調整されました。引継ぎするメンバーとしてはこれ以上ない適任者であったので問題ないと思いました。「いつまでに」ですが、それだけ優秀な方なので引継ぎに取れる時間は少なく限られており、始めの3ヶ月は書面での引継ぎのみであり非常に不安がありました。そのため、前任者を3ヶ月契約延長し、週1日勤務で引継ぎを行うことでカバーしているようです。ただ、これがどれだけの効果を得ているのかは不透明です。「どのように」については、何も把握できていないので評価が難しいですが、メンバー変更は4月から開始となります。前任者の契約延長もないため、実際に始まってみないと分からないです。私の担当業務の変更や拡大はない、と明言いただいているので負担が大きくなることはないのですが、もし引継ぎが十分にできていなかった場合の影響がないとも言い切れないところはあります。

②来年度以降の案件が増えた場合の体制構築の手段を持ち得ているのか?

今年度は担当チームが従事する年度案件が少なく、それに伴い大幅な体制縮小がされました。もし、来年度案件が増えた場合、また新たな要員を増やす必要があり、このような保守運営は現実的ではないと思われ、この点についても協議しました。これまでこの現場での業務を有していた有識者が離任し、再度戻る可能性は低いです。誰しも自分が慣れた場所や作業を長く続けられる方が安心であり、現場の都合で出たり入ったりを嫌うのも当然のことです。それを理解しての予算編成や体制構築なのかと考えると、あまりにもお粗末な運営であると言わざる負えません。それでも少しでもそのような負担がないよう、多くのメンバーが継続して長く従事できるよう検討しただくようにお願いをしてきました。来年度に入場される方の半数は、以前従事されていた有識者であるため、少しは安心できました。そのようになったのは、早い段階から有識者の復帰を熱望していたからと思われ、今後もそのように運営していただけるのか、不安なところは否めません。

③物価の上昇にともなう値上げを、私たちの賃金へ反映していただけないか?

昨今、物価の上昇や世界情勢の不安からの値上げが続いており、各会社でもそれに伴い給与のアップが多くなされている状況にあります。これに関しては全国民同様に影響があり、一部の上場企業だけが対応されただけで、それ以外の低所得者については賃金アップはされず、ただ生活が苦しくなっているのが現状です。私も類に漏れず、このプロジェクトに入場した時から同じ賃金で稼働してきました。これに関してはセンシティブなところで、賃金アップを希望した途端に契約を終了させられる場合があります。これまで多くその事例を見てきたため、中小企業はそれを我慢して言わないようにしてきた傾向があります。ただし、今回はさすがにそうもいっていられない状況であること、今のプロジェクトよりも高く評価(賃金も高く)していただける別のプロジェクトもあるため、天秤にかけさせていただき協議をしてきました。満額回答まではいただけなかったのですが、十分な評価をしていただきました。

以上の協議の結果、どうしても不安なことがありますが、これらの課題を真摯に受け止め対応いただいたこと、また長い間培ってきた関係性やコミュニケーションを継続したい、という希望もあり、来年度も継続することを決定しました。また新たな課題も出てくるものと思われますが、その際は今回同様都度協議の場を設定いただき、話し合いをすることで解消させる道をとりたいと考えています。

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永田 裕之

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