一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • コーチングに関する雑感-100%正しいアドバイスは役に立たない(その3)

こんにちは。カウンセラーをしております N です。

前回の続きです。

では、どうして、「ちゃんと蹴りなさい」や「ゴールを決めなさい」といったアドバイスがなぜ役に立たないのでしょうか?

それは、これらのアドバイスが「100%正しい」からです。

100%正しいアドバイスは、役に立つアドバイスにはなりません。私の息子が所属するチームのコーチのアドバイスもこれと同じ100%正しいです。これは、言われる方に置き換えると分かりやすいかもしれません。それこそ、家族や誰かに「運動をした方が良いよ」「禁煙しないといけないよ」と言われたとしても、じゃあ、すぐに運動や禁煙を始めて、しかもそれを継続できる方はほとんどいないと思います。

ちゃんとボールを蹴ることができるように、どういう助走で、足のどこにボールを当てるのか、ボールのどの辺りを蹴ることでどういうボールの転がり方になるのか、ボールを蹴った後の足の動かし方はどうしたらいいのか、などまだまだ足りませんが、このようなことを一つ一つ子どもに見本を見せながら、実際に子どもが蹴ったボールの蹴り方がどうなっていてどう直したらいいのか、などを伝えることが役に立つアドバイスです。そして、ゴールを決めるためのアドバイスはもっと複雑です。それを「ゴールを決めなさい」やシュートまでもっていって、キーパーのスーパーセーブでも「惜しいはいらん!」ということしか言えないのでは、コーチ失格です。そんなコーチが我々保護者に対しても、子どもへの声の掛け方で注意してきたりするので、困ったものです。

仕事でも子育てでも、立場によって、何かを教えたり、伝えたりすることが多い方もいらっしゃると思いますので、100%正しいアドバイスではなく、何をどう伝えたらいいのかを考えるきっかけになってくれればと思います。

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