一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 「思考停止状態」にならないように…

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回も引き続き、自分自身が思考停止状態にならないようにと、日々思い巡らせていることを綴ります。

 

日本人の美徳のひとつに、「人のせいにしない」というものがあります。

 

たとえばあるミスをしたことに対して、「私のせいです」と、全てを引き受ける人に私たちは、「あの人は誠実だ」、「とても潔い」、「責任感が強い」と高く評価します。逆に、「私のせいではありません」と責任逃れをしたり、さらには「あの人が悪いのです」などと他人のせいにする人は、軽蔑されがちです。

 

こうした無言のプレッシャーが社会の中に存在するものですから、ときに人は「悪いのは自分だ!」と、ひたすら自分を責めてしまうことがあります。それが行き過ぎて精神疾患などに陥った人に、実際に私は何人も出会っています。

 

とても意識が高い人ばかりでしたが、そんな状況に御自分を追い込んでまで、ある種の美徳に拘らなくてもよかったのでは?と、たびたび感じた次第です。

 

自分を不幸にするような美徳なら、状況に応じて思い切って捨ててしまっても構わなかったのでは?とも思いました。

 

やはりこの場合でも、ひたすら自分を責めるのではなく、ひとまず「考える」ことが大切なのではないでしょうか。

 

「人のせいにしてはいけないけど、今回はこれについて、自分はどう思っているのだろう?」、「自分が悪くないのに、自分のせいにしたら、自分にとって不利にならないだろうか?」、「自分が責任をかぶることで、どんなメリットがあるのだろうか?」など、ピント外れでも多方向から検討してみると、意外な解決方法につながることもあります。

 

曖昧な言い方かもしれませんが、自分自身で「納得できる落としどころ」を見つけることが、それがどんな答えであれ、自身らしく社会のプレッシャーを跳ね返すチカラになるのではないでしょうか。

 

今回は、この辺りで失礼いたします。

 

 

 

 

 

The following two tabs change content below.

鈴木 信一

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア