災害は、いつも突然やってきます。
だからこそ大切なのは、「起きてからどうするか」ではなく、
起きる前にどこまで準備できているかです。
特にベビーシッターを利用する場合、
保護者の方がその場にいないからこそ、事前のすり合わせがとても重要になります。
今回は、実際に私が面談時やサポート前に確認している内容をもとに、
ご家庭でも活用できるチェックリストとしてまとめました。
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📝 サポート前に確認しておきたいこと(保護者 × シッター)
【連絡手段の共有】
□ 電話以外の連絡手段を決めている(LINE・災害用伝言板など)
□ 連絡が取れない場合の対応を決めている
□ 緊急連絡先(祖父母・勤務先など)を共有している
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【避難・待機の方針】
□ 避難場所を把握している
□ 自宅待機か避難かの判断基準を共有している
□ マンションの場合、非常階段の位置を確認している
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【お子さまの情報】
□ 持病・アレルギーの有無
□ 常備薬や服薬の有無と場所
□ 不安になった時の落ち着く方法(抱っこ・お気に入りなど)
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【生活環境の確認】
□ 懐中電灯の場所
□ 防災リュックの有無と保管場所
□ ガス・ブレーカーの位置
□ ベビーベッドや寝室周りの安全確認
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👶 サポート中に意識していること(シッター視点)
実際のサポートでは、到着後にさりげなく以下を確認しています。
【空間の安全チェック】
□ 落下しそうな物がないか
□ 出入口までの動線が確保されているか
□ ガラス付近に危険がないか
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【すぐ動ける準備】
□ スマートフォンの充電残量
□ 足元に履けるスリッパや靴の位置
□ 抱っこや移動の動線をイメージしておく
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【夜間の場合】
□ 懐中電灯の位置確認
□ 子どもの寝ている場所の安全
□ 暗闇でも動ける導線の確認
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💡 シッターだからこそできる「事前の一言」
面談やサポート前に、こんな一言を添えるだけで、
防災への意識はぐっと高まります。
「もしサポート中に地震が起きた場合の対応も、少し共有させていただいてもよろしいですか?」
この一言があることで、
保護者の方も「そこまで考えてくれているんだ」と安心されることが多いです。
防災は、特別な準備だけではなく、
“共有しておくこと”そのものが備えになります。
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🌿 完璧じゃなくていい、“一つでも決めておく”
ここまでチェックリストをご紹介しましたが、
すべてを一度に完璧に揃える必要はありません。
まずは一つでも、
・連絡手段を決める
・避難場所を確認する
・懐中電灯の場所を知る
それだけでも、いざという時の行動は大きく変わります。
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次回に向けて
次回は、年齢別の防災リュックについて、
より具体的にご紹介していく予定です。
「何をどれくらい準備すればいいのか」
迷いやすい部分を、シッター目線で分かりやすくお伝えできればと思います。
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最後に
大切なお子さまを預けるということは、
日常だけでなく、“もしもの時”も任せるということ。
だからこそ私は、
安心して任せていただける存在でありたいと思っています。
このコラムが、ご家庭にとって
小さな備えのきっかけになれば嬉しいです。