一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 自己分析はもう古い?令和のWill・Can・Mustは「関係性」で決まる時代へ

「何をしたらいいのか分からない」

春のこの時期になると、この言葉をよく耳にします?

でもそれは、意志が弱いからでも、能力が足りないからでもありません。
むしろ逆です。

時代が変わっただけです。

昔はシンプルでした。

いい会社に入り、努力すれば報われる。

ある程度の「正解」が用意されていた時代です。

しかし今は違います。
選択肢は増え、自由も増えました。

それなのに、なぜか生きづらい。

この違和感の正体は、「正解がなくなったこと」にあります。


晩御飯何食べたい?の答えで何でもいいが一番難しい!

昭和から平成にかけては、いわば“攻略ルート”が存在していました。

良い会社に入り、安定して働き、収入を増やす。
その道を進めば、多くの場合は人生がうまくいったのです。

だから求められていたのは、個人の能力でした。

早く決める力、やりきる力、競争に勝つ力。
これらを持っていればよかった。

しかし現代では、その前提が崩れています。

幸せの形は人それぞれになりました。
お金、やりがい、人間関係、健康、自由。

どれも大切で、どれを選ぶかは自分次第です。

一見すると良いことのように思えますが、ここに大きな落とし穴があります。

選択肢が増えすぎると、人はかえって不安になり、決められなくなるのです。

つまり、「自由」は同時に「難しさ」を生んでいます。


こうした時代の変化によって、もう一つ大きく変わったことがあります。

それは、「一人で頑張る」という考え方です。

かつては、自分で考え、自分でやり切ることが評価されました。
いわば“孤軍奮闘”が美徳だった時代です。

しかし今は、仕事も社会も複雑化しています。
正解はなく、一人で完結できることはほとんどありません。

むしろ、一人で頑張ろうとするほど、苦しくなる。

これが現代の特徴です。


では、これからの時代に必要なものは何でしょうか。

その答えは、「関係性」です。

実は、能力というものは個人の中に固定されているものではありません。

誰とやるか。
どこでやるか。
どのように関わるか。

これらによって、人の能力は大きく変わります。

同じ人でも、環境やチームが違えば、まったく別人のように活躍することがあります。

つまり、能力とは「関係性の中で発揮されるもの」なのです。


ここで、「Will・Can・Must」という考え方を見直してみます。

従来の意味はこうでした。

Will=やりたいこと
Can=できること
Must=求められること

しかしこれは、個人を前提にした考え方です。

これからの時代は、ここを少し変える必要があります。


まずWill。


これは「何をしたいか」ではなく、「どう関わりたいか」です。

前に出て引っ張りたいのか。
誰かを支えたいのか。
人と人をつなぐ役割を担いたいのか。

大切なのは内容ではなく、関わり方です。


次にCan。


これはスキルではなく、「どんな存在として価値を発揮するか」です。

この人がいると安心する。
この人がいると場がまとまる。
この人がいると前に進める。

そう思われること自体が価値になります。


そしてMust。


これは「何を求められるか」ではなく、「誰と、何に挑むか」です。

どんな仲間と、どんな未来を目指すのか。
ここが最も重要になります。


これからの時代は、「一人でできること」よりも、

「誰と、どうやるか」が重要なキーになります。

読んでいただいた方に問います

あなたが最も自分らしくいられた瞬間を思い浮かべてください

それはいつでしょうか。

それはどんな時でしたでしょうか。

そのとき、誰といましたか。
どんな役割を担っていましたか。

そこに、これから自分が進むべきヒントがあります。

実際にボクが経験したターニングポイントの話です。

何をしたらいいのか、何がしたいのか、

自分に問い始めたら時がやってきたら

どんな時に自分が一番きらきら輝いていたかを思い返してください。

人生に必ずそのポイントは一つや二つはあります。誰だってあります。

それが自分の人生を輝かさせる重要なポイントだとボクは言えます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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