今月も引き続き、台湾の事務所から依頼された作業を継続、その中で台湾中部の台中市で新たに計画中の集合住宅の立面(外装)の提案を要求された。
これまで同様、先に平面は早期にフィックスされているので、基準階を積み上げたボリュームに服を着せるように立面をデザインする作業となる。
クリアすべき法規や面積などの要件は向こうの事務所が整理してくれているので、私の方は基本的にそれらの条件に抵触しない範囲でデザインをするのだが、以前にも書いたように、実際には先に平面が決まっているので自由に立面を設計できるわけではなく、やれることは少ない。
少し意匠的な要素を入れたとしても既視感のあるデザインに陥りがちで結局は新たな素材を使ったり、色を変えたり、少し外壁にパターンを作ったり…やれることはそれぐらいか。
結局はクライアントが気に入ってくれればいいわけで、今回は外装の一部にアルミパネルでチャコールブラウンに似たようなシックな表情のものを使いたいとの要望があったようで、日本製のサンプルも取り寄せた。
建材の種類もやはり日本は世界一のレベルにあるので、微妙な色味の違いや素材感の異なるものなど種類が多様で豊富だ。
予算が合えば日本製のものを使いたいようだが最終的にはどうなるのか?近々台湾の設計事務所の方が来日されるので、その際に外装やサンプルの件で打ち合わせをする予定だ。