4月。新しいスーツに身を包み、まだ少し固い表情で通勤電車に揺られているあなたへ。
社会人生活のスタート、おめでとうございます。
正直なところ、「楽しみ!」という気持ちと同じくらい、いやそれ以上に「不安」のほうが大きいかもしれません。
そう思うのは、ものすごく普通です。むしろ健全です。
ただ一つだけ、最初に伝えておきたいことがあります。
それは、「最初から仕事ができる人なんて一人もいない」ということです。
■ 仕事ができる人は、最初からできたわけじゃない
今あなたの周りにいる「仕事ができそうな先輩」も、
「テキパキしている上司」も、
最初は全員、あなたと同じでした。
・メールの送り方がわからない
・電話に出るのが怖い
・何を質問していいのかすら分からない
そんな状態からスタートしています。
でも、今は普通に仕事をしている。
これはつまり、「できるようになる」ということです。
才能ではなく、慣れです。
■ 新社会人が最初にやるべきことは「結果」じゃない
多くの人が勘違いしてしまうのですが、
新社会人に求められているのは「成果」ではありません。
求められているのは、この3つです。
① 素直さ
指摘されたことを一度受け入れてみる。
反論よりも、まずやってみる。
② 行動量
分からなくてもいいから動く。
とにかく手を動かす。
③ 報連相(報告・連絡・相談)
これだけで評価はかなり変わります。
逆に言うと、
「結果を出さなきゃ」と思いすぎると、空回りします。
■ 仕事がつらくなる人の共通点
ここは少し現実的な話をします。
仕事がつらくなる人には、共通点があります。
それは、「完璧を求めすぎること」です。
・ミスしたらダメ
・ちゃんとやらなきゃ
・迷惑をかけちゃいけない
こう思えば思うほど、動けなくなります。
でも実際は逆です。
最初はミスしていい。
むしろ、ミスしながら覚えるものです。
大事なのは、
「同じミスを繰り返さないこと」
これだけです。
■ 仕事は「ゲーム」だと思うと楽になる
少し考え方を変えてみてください。
仕事は「人生をかけた戦い」ではなく、
「レベルアップしていくゲーム」です。
この繰り返しです。
最初からラスボスを倒せる人はいません。
だから、まずは目の前の「小さなクエスト」をクリアしていけばいいんです。
■ 最初の3ヶ月で差がつくポイント
ここからは少し実践的な話です。
新社会人は最初の3ヶ月でかなり差がつきます。
でも、難しいことは必要ありません。
① メモを取る
とにかくメモ。
頭で覚えようとしない。
「メモを取る人=やる気がある人」と見られます。
② リアクションをする
「はい」「ありがとうございます」
これをちゃんと言うだけで印象は大きく変わります。
③ 分からないことは早めに聞く
放置が一番ダメです。
「こんなこと聞いていいのかな」は不要。
むしろ聞かない方が評価が下がります。
■ 人間関係で悩んだときの考え方
社会人で一番悩みやすいのは、人間関係です。
でも一つ覚えておいてほしいのは、
「全員に好かれる必要はない」
ということです。
会社は学校ではありません。
友達を作る場所ではなく、
「仕事をする場所」です。
・最低限の礼儀
・必要なコミュニケーション
これができていれば十分です。
無理に好かれようとしなくていい。
■ 「向いてないかも」と思ったとき
これはほぼ全員が通る道です。
・この仕事向いてないかも
・思ってたのと違う
・辞めたいかも
こう感じるのは普通です。
ただ、その判断は「最低でも3ヶ月〜半年」は待ってください。
理由はシンプルで、
「慣れてないだけ」の可能性が高いからです。
人は慣れる生き物です。
最初はつらくても、気づいたら普通になっています。
■ 仕事の本当の面白さは後から来る
最初は正直、面白くないです。
できないことばかりで、
怒られることもあるかもしれません。
でも、
「できることが増えた瞬間」
ここで一気に変わります。
・一人で仕事を任された
・ありがとうと言われた
・成果が出た
この経験が積み重なると、
仕事は少しずつ楽しくなっていきます。
■ 頑張りすぎなくていい、でも逃げすぎない
ここはバランスが大事です。
・無理して壊れるほど頑張らなくていい
・でもすぐ逃げるのも違う
おすすめの基準はこれです。
「昨日の自分よりちょっとだけ前に進む」
これだけで十分です。
■ 最後に
新社会人の4月は、人生の中でもかなり特別な時期です。
不安で当たり前。
できなくて当たり前。
でも、その一歩を踏み出した時点で、
あなたはもうちゃんと前に進んでいます。
焦らなくていい。
比べなくていい。
ただ、
・今日言われたことを一つやってみる
・昨日より少しだけできることを増やす
それを積み重ねていけば、
気づいたときにはちゃんと「社会人」になっています。
そしてその頃には、
「意外といけるかも」
そう思える日がきっと来ます。
4月、最初の一歩。
応援しています。