8月に入って、連日の猛暑が身体にこたえる。
今月、ついに「最強のコスパ」という壁が壊された。
Googleが「Gemini 1.5 Pro」の実験版を公開し、Llama 3.1 405BやGPT-4oを抑えて、世界1位の性能を記録したのが衝撃だった。
これほど賢い知性が、スマホやブラウザから一瞬で呼び出せる。膨大なドキュメントを一気に読み込ませて、一瞬で要約や分析を終えてしまうそのスピードは、もはや魔法というより「知的インフラ」そのものだ。
画像生成の分野でも、「Flux.1」という新しいモデルが登場。Stable Diffusionの元開発者たちが関わっているらしく、実写のような質感と、プロンプトへの正確さが、これまでの常識を一気に塗り替えてしまった。
これまでは「AI特有の不自然さ」を探すのがちょっとした遊びだったけど、Fluxの出す画像は、指の形も文字の綴りも完璧で、もはや人間が描いたものと見分けがつかない。
技術が単なる「流行り」であることを卒業して、プロの仕事道具として、あるいは日常の思考の補助として、完全に根を張り始めたのを感じる。
そのうち「AIを使っていない作品」を探す方が、カラー写真の時代に白黒フィルムを探すくらい、珍しいことになっているのかもしれない。