ようやく空気がひんやりとしてきて、秋の訪れを肌で感じるようになった。
今月、これまでの「ブーム」が「歴史」へと昇格した。
ノーベル物理学賞にジェフリー・ヒントンが、化学賞にデミス・ハサビス氏(Google DeepMind)らが選ばれた。
AIの基礎を築いた知性たちが、科学の最高峰として認められたニュースは、AIが単なる「便利なチャットボット」ではなく、人類の文明を書き換える「科学的基盤」になったことを証明した。
技術面では、画像生成の「Flux.1」の勢いがさらに増し、特定の構図やキャラクターを驚くほど正確に描ける、新しい拡張機能が次々と有志の手で開発されている。
もはや、プロのイラストレーターやデザイナーが、AIをツールとして使いこなすのが「標準」になりつつある。
ChatGPTも「Canvas(キャンバス)」という新機能を出し、AIと一緒に一つの文章やコードを、並んで書き直していくような体験が可能になった。
これまでは「一問一答」だった関係が、「机を並べて作業する相棒」へと物理的なインターフェースまで進化してきた。
そしてAIが世界のスタンダードとして認められた、
あまりにも密度の濃い秋の1ヶ月。
変化のスピードは相変わらずだけど、眺めている分には楽しめている気がする。