ようやく桜の開花宣言が届き、プロ野球も開幕して、ようやく春本番という空気になってきた。
そんな中、AIの世界では今月、ついに「本気」のぶつかり合いが起きた。
まずはOpenAIが、満を持して「GPT-4.5」をリリース。
これまでのモデルよりも遥かに巨大で、より自然で、より深い知識を持つこのモデルは、「AIと話している」という感覚を完全に過去のものにしてしまった。
さらに驚いたのは、Anthropicの「Claude 3.7 Sonnet」だ。
「ハイブリッド推論」という新しい武器を手にし、
一瞬で答えるスピード感と、じっくり深く考える思考力をユーザーが選べるようになった。
特にプログラミングや複雑な分析能力は、もはや人間が手を出す隙がないほどに洗練されている。
Googleも負けじと、ロボティクスとAIを融合させた「Gemini Robotics」の進化を発表し、画面の中の知性が、いよいよ物理的な「体」を動かすフェーズに入ったことを世界に見せつけた。
1年前の3月、私たちは「AIが文字を書くこと」に驚いていた。
でも今は、AIが「自ら考え、調査し、コードを書き、ロボットを動かす」のが、春の風と同じように当たり前の風景になっている。
技術の進化があまりに速くて、自分の感覚が古くなっていく恐怖もあるけれど、
この新しい相棒たちが、自分一人では見られなかった景色を見せてくれる期待感の方が、今は少しだけ大きい。