梅雨入りが発表されたけれど、空はどんよりと重く、心の中にも同じような湿り気が広がっている。
ついに「AIに任せて終わり」という新しい常識が形作られた。
OpenAIが発表した新機能「Codex」が凄まじい。
これまでのAIはコードを書くのを「手伝ってくれる」存在だったけれど、今月の進化で、バグの修正からテスト、デプロイまで、AIが「自律的なエンジニア」として一連の工程を完結させ始めた。
さらにGoogleが発表した「Flow」は、動画生成AI「Veo 3」を統合し、プロンプト一つで、カット割りからBGMの生成まで含めた「一本の映画」を書き出してしまう。
クリエイティブの敷居が、地面にめり込むほど低くなった感覚だ。
Anthropicからも「Claude 4」の足音が聞こえ、OpusとSonnetがさらに洗練された知性を持って三つ巴の戦いを加速させている。
スマホのOSレベルでのAI統合も進み、私たちが「AIを使っている」と意識する瞬間さえ、どんどん削ぎ落とされているのを感じる。
1年前の6月、私たちはAppleのAI参戦に驚いていた。
でも今は、AIが「自分で考え、自分の代わりに仕事や創作を完結させる」のが、窓の外に降る雨と同じように、当たり前の日常としてそこにある。