新しい年が明けた。
AIの世界では、今月、これまでの勢力図を塗り替える「歴史的な提携」が起きた。
AppleとGoogleが共同声明を発表し、iPhoneのAI基盤として「Google Gemini」を採用することを決定。
これまで競合していた巨頭たちが、「知性のインフラ化」という大きな流れの中で手を組んだ。
自分のiPhoneに入っているSiriが、知らず知らずのうちにGeminiの知性と融合していく。
AIが「特別な機能」から、水道や電気のような「見えないインフラ」へと完全に昇華した瞬間だった。
Geminiがかなり優位とはいえ、Appleが変に競わずにそこを受け入れるあたりがビジネス思考というか、アメリカっぽいというか。
一方で、AIの影の部分も無視できなくなっている。
X(旧Twitter)上でAIによる偽画像被害が拡大し、アイドルグループが注意喚起を出すなど、「誰でも本物そっくりの画像を作れる」ことへの法的・倫理的な整備が、待ったなしの状況であることを突きつけられた。
去年の今頃は、まだAIに「何ができるか」を競っていた。
でも今は、AIが「どう社会に責任を持つか」が問われている感じ。